植物

土の香りの大切さに気付く ~秋の遠足を終えて~

2016年11月19日
/ /
カテゴリー: イベント, 花さんぽ, 植物
/

 

一昨日は秋の遠足で、箕面公園へ行ってきました。ご参加くださった皆様ありがとうございました!

この写真の通り、今の時期は緑から黄色、赤色までと様々な色を楽しむことができました。

 

dsc_0006

 

到着して、まずは写経体験から。

写経の前に手と口を水でゆすぎ、塗香(ずこう)で心と体を清めます。その後に口に丁子(クローブ)を一つ含み、写経が終わるまで含み続けます。

香料の知識として仏教で丁子が使われいていることを知っていたのですが、実際に経験できて大感激!!そして久々に墨を擦ったのですが、墨の香りの懐かしいことったら!!(4歳くらいから書道を習っていたのです。) 写経中に時々墨の香りをこっそり聞いて楽しみました。

 

 

写経の後は皆さんとランチを堪能。

 

五感を使ってみなさんそれぞれにゆっくりと秋を感じていただきました。私からは紅葉とは植物にとってどういうことなのか、などなどお話しさせて頂きました。

今回は植物や香りなどの情報をお話しし過ぎて、感じることを遮ったり、意識的に感じ取るように誘導しないように努めました。・・・が、やっぱり色々と話したい気持ちが。

もうちょっとお一人ずつじっくりお話しても良かったかなと。ここは色々と工夫と試行錯誤が必要ですね。

 

 

↓ ツブラジイの実を拾う。五感のうちの一つ『味覚』

dsc_0042

 

↓自宅に戻って、煎って頂きました。栗に似た風味で美味しかった!

 

↓ 滝から吹く風と水分が気持ち良かった!五感のうちの一つ『触覚』

dsc_0069

 

 

皆さんはどんなことを感じられたのでしょうか?

私は心を落ち着けて写経をしようと思っていたのに、ついつい素早く効率的に済まそうとしてしまっていることに気が付きました。もともと私は”要領よく”ということが苦手でなのですが・・・。この2週間ほどとあるゲームにはまってしまっているのですが(こっそり告白(笑))、ちょっとそれと重なる感覚になった自覚があったので、習慣ってある意味怖いなと思いました。そろそろ辞め時かな。

 

”ゲームにはまってしまうこと” や ”効率よくすること” が『良い・悪い』ではなくて、そういった今の自分の状態に気が付くこと。それが今回の遠足の目的の一つだったので、私にとっても良い機会となりました。

 

15126131_1847382462174200_123441418_o

 

 

今回の遠足で思ったのは、その土地土地の匂いは、植物だけでなく土も大きく影響しているといこと。

遠足で歩いた道は舗装されていたということがあって、落ち葉や生きている草木の香りが引き立っていませんでした。

 

その土地に生きてきた生き物たちの積み重ねと、その土地にある岩や石の歴史や性質。それらが混ざり合った香りから、その場がどういうところかを私たちは無意識に感じ取っているのだと思います。土の匂いにはその土地のメッセージが含まれていて、土と植物が発する香りが紐づいている。自分に合った土地の匂いは居心地の良さを感じるのですね。

 

 

先月訪れた沖縄と青森での土地の匂いを感じてから、使用している香料の背景にその植物が育った土地のエネルギー?のようなものを感じるようになりました。

やっぱり経験する、体感するって面白いな。

 

dsc_0037

 

これから深まっていく秋。

お時間があれば是非皆さんも五感で自分だけの秋を感じてみてくださいね。

 

 

 

→ ひとりでは生きていない (クリックするとブログ記事に飛びます)

→ 私のルーツを求めて (クリックするとブログ記事に飛びます)

 

  • 12月1日から4日まで東京でワークショップを開催します。 詳しくは こちら をご覧下さい。

    12月1日(木)の午後、3日(土)のお昼前後は時間がとれそうですので、調香を受けたいと思われる方、受けたいけれど迷っているので相談したいなという方などなど、お気軽に こちら へお問い合わせ下さい。(お問い合わせページへ飛びます)

 

  • 調香のご依頼は こちら からお願いいたします。(お問い合わせページへ飛びます)

     

     

     

Read More

※終了しました【遠足企画】 11/17(木) 五感を使って秋を体感しよう@箕面写経遠足

2016年11月8日
/ / /

思考に偏りがちな毎日。最近改めて体感することの大切さを見直しています。

今回、アース・なおちゃんから秋の遠足のお話を頂いて、これは体感することを深める良い機会だ!!と先日、私だけの秋の遠足に行って来ました。

 

dsc_0017

 

 

連続9日間、植物に触れる日々を過ごしました。

それは時計が刻む数字ではなく、お日様が出てから沈むまで、お日様の動き、天気の様子で過ごし方を決める日々でした。

 

どんなことをするのかという情報を得ていましたが、実際体験してみると想像以上の大変さと、そして奥深さや面白さがありました。

 

%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b4

 

画像や文字で手軽に情報を得ることができる便利な毎日ですが、やはりそれは表面的なもので伝え手のフィルターが当然かかっているもの。

自分が経験して、感じ取る世界は自分だけのもの。他の誰かが経験したものの情報は自分のものではありません。

その積み重ねがその人の魅力の栄養になるのだと思います。

 

興味があることは取り敢えず体験してみること。迷うのも大事だけれど、迷いすぎる時間が勿体無い。そして体験したからこそ広がる世界があります。

 

 

dsc_0096

 

 

今回の遠足は嗅覚に特化せず、五感を使って自分の身体で感じる秋をめいいっぱい味わいたいと思います。

また、冬に向かって植物は少しずつ準備しています。植物はどんな風に光を感知して葉を落とすのか。どこから色が変わってくるのかなどなど。観察しながら私の目から見た植物のお話ができたらと思います。

 

そしてそして、今回は写経も一緒にできます!

これは、なおちゃんが毎月行っている写経のことを知って、私が是非体験したい!!という希望でコラボレーションしてもらいました。

無心で文字を書き写す時間、なかなかこれも意識しないとないものですよね。心が無になって五感に入ってくる秋はどんな感じなのか。とても楽しみです。

 

 

 

 

 

【日時】 11月17日(木)9時45分~13時頃
 

【参加費】   2,160円   (写経代は別途です。写経したモノを持ち帰るなら500円。お寺に納めてお炊きあげして頂くなら1,000円です。)

場所 箕面の滝~写経場(西江寺写経場)

 

※ お申し込み、詳細は こちら へお願いします。

(こちらの お問い合わせ からもお申し込みを受け付けております。)

 
 
 
遠足の後、参加できる方はランチもご一緒しましょう(*^_^*)
みなさまにお会いできることを楽しみにしています。
 
 
 
Read More

金木犀の果実を求めて

2016年10月2日
/ /
カテゴリー: 植物
/

ここ数日で金木犀の花の香りがしたという声をそこかしこで聞いて、近所に全く金木犀がない私は羨ましい限りでしたが、今日ついに金木犀の香りに出会いました。

咲きはじめの、仄かなフルーツ様の甘さとグリーンフローラルの香り。花が満開になると、私たちが活動を始める前の早朝は、うっと胸にくるほど甘い香りが濃厚に広がります。

 

 

銀木犀の甘みの少ないさわやかな香りも好きです。個人的には銀木犀のほうが好き。

生まれ育った家の生け垣は全て銀木犀でしたが、数年に一度しか咲かなかったので、咲いた時のことは今でも記憶に残っています。(銀木犀は大気環境の指標木になっていて、空気が悪いと花を咲かせないそう。学生の時にこれを知って、どれだけ自宅周りの環境が悪いんだとちょっとショックでした。)

 

植物に詳しい方はご存じだと思いますが、

日本に生えている金木犀、銀木犀は雄株のみで、挿し木で増やしているといわれています。

 

が、我が家の銀木犀は結実していました!!

 

すごい発見しちゃったかも!?と、ちょうど森林生態学の研究室に在籍していましたので、研究室の先輩に報告しました。でもスルーされ(笑)、その後十数年間モヤモヤと金木犀と銀木犀の謎を調べていました。(最近になって、銀木犀は結実するという記述を見つけました。)

 

先日金木犀と銀木犀のことについて調べていると、世の中同じことを考えている方がいまして、おおざっぱにいうと、どうやら金木犀の中国原産説は違うかもしれないということらしいです。本ごとに記載されている内容が微妙に違っていて、しかも中国の桂花と呼ばれているものが日本の金木犀であったり、銀木犀であったり、白木犀であったり・・・。ごちゃまぜでちゃんと同定されていない様子。

金木犀は銀木犀の変種なのかな?

中国の金木犀と日本の金木犀のDNAの比較をしてほしい!(個人的には桂花陳酒の金木犀は日本の金木犀と違う種類ではないかと疑っています(笑)。)

 

 

 

・・・と、植物に興味のない方にはつまらない話でしたが、最後に金木犀の学名を。

Osmanthus fragrans var. aurantiacus

Osmanthus(オスマンサス)は、ギリシャ語の 「osme(香り)+ anthos(花)」が語源だそうです。

fragransは芳香のある、という意味です。いい香りがするという意味合いの名前がダブルで美しい名前ですね。

 

あ、銀木犀の果実はオリーブの実を小さくしたような、少し白い粉を吹いたようなシルバーグリーンの実でした。美しかった!!(*^。^*)

 

 

 

    → HPのご紹介と調香のご感想 ~神奈川県のお客様~ (クリックするとブログ記事に飛びます)

    → こころに剣を (クリックするとブログ記事に飛びます)

 

  • 10/23(日)・24(月)調香体験会のご予約を少しずついただいています。当日お待たせしないように事前のご予約をお勧めしています。詳しくは こちら をご覧ください。

 

  • 調香のご依頼は こちら からお願いいたします。(お問い合わせページへ飛びます)

 

 

Read More
Copyright © haruawase HP.