昨日4/20(木)に、京都府立植物園で春の遠足を開催致しました。
ご参加くださった皆様ありがとうございました。
薄曇りの優しい日差しの下で、皆さんと一緒にゆっくりと植物と交流しました。
下見をして準備した遠足も楽しいですが、今回はライブ感ある遠足にしたいなと思っていたので、しばらく植物園への訪問を控えていました。
なので入園する前はまるで『サウナに入って、ビールを楽しみに待つ』みたいな、そんな感じでしたよ^^;
ちょうど春の花が終わりかけて、晩春から初夏にかけての花へ移り変わる、そんな時期でしたね。
園内では枝垂れ桜がみごろでした。
お散歩しながら参加者の方それぞれの好きな花の世界を伺ったり、花の香りから”その花の見えない魅力”を感じてもらったり。
そしてちょこっと、私の中にある植物と調香とのつなぎ方もお話ししました。
もっと花々を見たかったのですが、全く時間が足りませんでしたね~。
参加された皆さんの心に何かの種をまいたり、芽ばえるきっかけになればうれしいです。
主催して下さったなおちゃん、今回の遠足の感想を書いてくださいました。
今回の遠足で思ったことは 自分を育てていくのは自分だけだな ということ。
というのは、
プライベートで散歩している時のように『花や植物との対話』を遠足で再現出来たらいいなと思っていましたが、植物との対話は一人の時と場を作らないと難しいというのがわかったから。
フリーランスになってから、孤独を感じ寂しく思う時が多かったのですが、この仕事をするには一人の時間が必要で、そして一人の時間を自分から望んでいたことだったという事に気がついたからでした。
人との出会いによって自分にはない世界を知り、人との関係で磨かれる。
そして自分の内の世界を育てるには一人の時間も必要なんですね。
遠足中はお話しするのに夢中で(^_^;) 殆ど写真を撮れず。唯一撮った アリウム・トリケトラム
そして今回は調香のいいヒントを皆さんから頂いたのでした。
お会いして少しお話をしていると、この方を香りで表現でするとこんな香りかな?といくつかイメージが浮かんでくるのですが、それを実際に植物に囲まれている場所へ行くと、もっと深くその方の香りをイメージできていることに気が付きました。
言葉にするのが難しいのですが、どうやらその人が大地に張る『根』にイメージの焦点があたるようです。
この体験をこれからの調香の参考にしてみようと思います。
皆さんとランチもご一緒して、色んなお話を伺えて楽しかったです。
お店の中がちょっと騒がしかったのと、待ち時間が申し訳なかったので、次回はお弁当を持って外でゆっくりお話ししながら食べるものいいかな~。
また遠足を企画しましたらこちらにてご案内しますね。
【ご案内】
▼ ゴールデンウィーク中も(5/1まで)調香のご依頼を承っております。
お問い合わせ、ご依頼は こちら へお願いします。(お問い合わせページに飛びます)
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『はるかぜ』のエピソードは こちら
『はるかぜ』 ほか商品は 商品紹介 をご覧ください。