はるあわせさんに香りを作っていただいたことが、わたしの中のギアを入れ替えるきっかけになっています。
調香を受けたことがある方は分かると思いますが、1本ずつ香料を聞きながらスキか、キライか、どう感じるかをはるあわせさんに伝えます。
そのやり取りが気付きの糸口をもたらしてくれることがとても多い。
今回はそのやりとりの時間、5分もなかったと思います。
でもね、はるあわせさんの「頑張りすぎ。愛しすぎ。」っていう
なにげないひと言がその時のわたしにはガツンときて、涙が止まらなくなり…
理屈じゃないんですね。
なににそんなに反応するのか、身体は知ってる。
頭は放心状態って感じ。
香りを通してこころ震えるっていう体験を初めてしました。
いろいろ震える体験をしてきていますが、こんなにダイレクトに震えるのは初めてです。
香りを作ってもらいながら他にもこころに響くことばを聞いたのですが、それは
わたしのこころに大事にしまっておきたいと思います。
香水ってファッションのカテゴリーに入れられますが、香りがこころにもたらす作用っているのは測りしれません。
人のこころの中にある硬いもの。
どうしたって変わらないやとあきらめてしまったもの。
思考のクセ。偏り。
そういうものをパワフルに包み込みながら、壊して、再生させていく。
香りにはそういう可能性があるんだと。