先日、とっても可愛らしいお客様が来てくださいました^^
中学3年生のお嬢さん。
(写真や記事の掲載はご本人、学校から許可を頂いています。また写真もはっきりわからないように写しています。)
京都府内のとある中学校で、自分の将来を展望させる教育の一環として、生徒さんが直接会ってお話を聞く「職業人インタビュー」という取組をされているとのことで、数ある中から私のHPを探して申込みして下さいました。
生徒さんからの手書きの丁寧な依頼文もいただきましたよ^^
とっても礼儀正しく、素直で聡明な素敵なお嬢さんでした。
私が同じ年頃の時は、はたしてこんなに素直だったかな??
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HPやブログ記事をとても読み込んでくださっていたことが、頂いた質問から伝わってきました。
玄関につるしている、この茅の輪もちゃんと気が付いてくれて^^
素朴な疑問から、大人のお客様からでは伺えない角度の質問まで、新たな視点を頂けた、とてもありがたく楽しい時間でした。
他にも活躍されている調香師の方がいらっしゃるなか、どうして私にインタビューを申し込んでくれたのか?
今回、それを私は聞きたかったんですね。
将来の夢を描くお子さんにとって、会社に所属しているのではなく個人事業で地道にやっていること、そして一般的に思い描かれているフランスではなく日本で日本人に調香を学んだ私で参考になるのか。
お申し込みを受けた際にもそのことをお伝えしましたが、それでもインタビューをお願いしたいということでした。
返ってきた答えは、
実際に他の調香師の方のHPも見たそうですが、「私の綴る文章が素敵だから」ということでした。
ホントにただ素直にうれしかったなあ。
あ~、私の言葉を読んで好きって思ってくれる人がこの世界の中で存在するんだなあって。
お申込みいただくお客様からも「私の綴る言葉が好き」と時々伺うのですが、文章を書くことに苦手意識があるので、なかなか素直に受け取れなかったのです。
ですが今回はお話しているうちに、生徒さんの真っ直ぐさが私の体に緩やかに伝わって馴染んできて、嬉しく私も真っ直ぐに受け取ることが出来ました。
柔らかなものが相手に周りにどう伝わるのか、それを体感した出来事でした。
素直さ、そして柔らかさ。
どんな時代、年代でも大切にしたいことですね。
ついつい、今の学生さんは『インパクトの強さ』と『スピード』を求めると思いがちでしたが、シフォン生地を積み重ねるように世界を育む芽を持つお子さんもいるのだなと。
こういったお子さんがいらっしゃればこれからの世界も楽しみやなあと何だか安心しました。
またいつでも遊びにいらして下さいね^^
楽しみにお待ちしています。